【2017年改訂版】
不法業者・悪徳業者にご注意ください!
ゴミ処分や不用品回収・遺品整理を行うためには、しっかりルールが守れて、安心できる業者さんに頼みたいものですね。
適正な処分を行わない業者に作業依頼しますと、依頼者も処罰対象になる場合があります。
とくに遺品整理の場合いくら処分品とはいえ、大切な思いが詰まったものをあちこちに散乱されたのでは困ります。
神戸・大阪・京都に限りませんが、それぞれ処分方法が自治体によって異なりますので、適正な処分をしてくれる業者を探す必要があります。
神戸や大阪・京都に限った話ではないですが、ごみ処分や不用品回収を依頼しようと思ったとき、お客様が勝手にごみと認識しているだけの場合があります。
もしかすると売れるモノかもしれません。無料回収の対象商品かもしれません。
なのでリサイクルショップなどの買取業者を始めに探すわけですが、リサイクルショップさんが面倒なのは、店舗店舗で、あれは欲しいけどこれは要らないがあることです。
冷蔵庫は高く買取るけど洗濯機はいらない。冷蔵庫でも古いものは買い取れない。洗濯機は無料回収できるけど冷蔵庫の無料回収はできない。などなど。
冷蔵庫と洗濯機のたった2点を処分したいだけなのに、気が遠くなる労力を必要とするケースがあります。
不用品回収業者さんや、遺品整理業者さんの魅力はその部分ではないでしょうか?リサイクル業者の特徴に精通し、この冷蔵庫はこっちの業者が高く引き取ってくれる、このタイプの冷蔵庫はこっちの業者のほうが高く引き取ってくれる。
いっぱい業者を知っていることが一番の魅力だと思います。
遺品整理業者さんの取り分(利益)もありますが、トータルで考えたときに「安く出来る」こともあります。
安く出来るというよりは、自分でやる手間を考えれば...まあ「納得の範囲」で解決してくれるだけましか、という感覚が正しい表現かもしれません。
大阪・神戸や京都に限らず、遺品整理業自体に必要な許可はありません。誰でも業界に参入できます。
もっとも注意が必要なことは、いわゆるゴミの処分の方法です。
一般家庭から出たゴミの処分には、一般廃棄物の許可が必要です。会社から出たごみの処分には、産業廃棄物の許可が必要です。それぞれの許可証は、遺品整理業者や不用品回収業者が持っている必要はありません。
特に一般廃棄物許可は、持っていない業者さんのほうが圧倒的に多いです。
ただ許可がないならないで、持っている業者と委託契約する必要があります。←これが守れていない不用品業者が目立ちます。業界の不健全さを目立たせている要因ではないでしょうか?
役所に相談すれば一般廃棄物の処理業者を紹介してもらえます。(一般家庭の話の場合)
※神戸市・大阪市・京都市以外の場合は各自治体によって異なる場合がありますので、ご注意ください。
ただ行政のネックになるのが、お客様がいらないって言ったものはすべてゴミ扱いされてしまうことです。
不用品回収業者や遺品整理業者のように「仕分け」はしてくれません。
誰がどうみてもゴミだろう!ってモノまで仕分けしてくれる業者とは雲泥の差です。(まあ役所なので当然ですが)
半分ぐらい使い込んだノートや、片方しかない靴や箸まで、海外輸出できるモノもあります。遺品整理業者さんの取り分(利益)はもちろん発生しますが、トータルコストで見たときに(または手間を考えたときに)、不用品回収業者さんのほうがいいのか、役所がいいのか?微妙な側面はあります。
遺品整理の場合は、ゴミの処分に限らず、様々な関連業者が必要な場合が多いです。
不動産・リフォーム・ハウスクリーニングに、消臭専門業者や、お焚き上げ寺院などとの連携が必要になります。ゴミ処分というのは、あくまで多義にわたる作業の1つであり、こういった作業をまとめて依頼できることにも、遺品整理業者さんは魅力があります。
家を建てる場合、工務店に声をかけます。
工務店さんは、自分のところで工事をやりません。水道工事・大工さん・電気屋さん・設備屋さんなどほとんどを下請け業者に任せます。
工務店さんはもちろん利益を取りますが、お客様の負担が少なくなるように下請け業者さんには安くやらせています(下請け価格で)
工務店さんに利益を取られることが気に入らないからと、工務店さんを通さずに個別の業者それぞれに声かけ家を建てることもできます。
でもそれをすると下請け価格ではやってくれないので、トータル安いのか?って疑問は残ると思います。
遺品整理業者さんや不用品回収業者さんは、そんな工務店さん的な立場といえるでしょう。
安いか高いかでいうと、微妙かもしれません。面倒なことをすべて任せることができる。こんな気分で取引されるならいいのではないでしょうか?
足の踏み場もないような場合でも、現状のまま見てもらったほうが良いと思います。
さきほど申し上げた通り、遺品整理の業者さんは徹底した仕分けを行う傾向にあります(現場でする場合と、いったん持ち帰っての場合がある)
ゴミの分け方に関しては、各自治体のルールがありますし、ゴミかどうかは業者さんの判断です。同じ紙でも使いかけのノートと新品のノートではルートが違うかもしれません。
まとめちゃった場合は仕方がないと思いますが、すでにまとめられているほうが「嫌だな」って思う業者さんは多いように思います。
神戸・大阪・京都近郊の業者様のみですが、不用品回収・遺品整理を行っている業者さんをご紹介しています。
一定の基準をもとに掲載しております。(一般廃棄物許可業者と業務提携契約を締結しているか、遺品整理士認定協会に加盟済みかなど)
※大阪・神戸や京都以外の遺品整理業者様につきましてもエリア拡大中です。
【参考資料】
遺品整理士認定協会とは?
あくまで民間レベルの団体です。不透明な業界に一石を投じ、一定の指標を示そうと努力し、独自の資格試験などを導入している組織・団体です。
協会に所属している業者=必ずしも安心とは言えないでしょう。コンプライアンスを重視しようと努力している団体であることは間違いありません。